アラフォー男子の探検日誌

冒険、なぞ解き、探究に憧れながら、キャンプにさえ行かないインドア派。ぐうたらアラフォー男子のほとんど空想的探検日誌

ジパング

ジパング」という言葉があります。

マルコ・ポーロが「東方見聞録」において、ヨーロッパに日本のことを「黄金の国ジパング」(Cipangu)と紹介したという逸話が、歴史の教科書にも書かれているため、よく知られていると思います。

アラフォー世代の私としては、それより何より、「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」において、ヒミコが統治する国として、そして、やまたのおろちからいけにえにされる若い娘を助けるために一気奮闘した記憶の方が強烈なインパクトを持っているのですが。

そして、ドラクエの中のジパングは、独特の文化体系を持っていて、なんというかエキゾチックだったりもしています。

 

話は戻って、「東方見聞録」。

この中でマルコ・ポーロは、日本のことを次のように紹介しています:

 

「莫大な金を産出し、宮殿や民家は黄金でできているなど、財宝に溢れている」

 

これこそが、ジパングを黄金の国と言わしめるようになった理由なのですが、どうもこの話の出所は、

平安時代末期に奥州藤原氏によって平安京に次ぐ日本第二の都市として栄えた奥州平泉の中尊寺金色堂の存在だったといわれています。

当時の奥州は莫大な金を産出し、これらの財力が奥州藤原氏の栄華の源泉となっており、中尊寺金色堂はその名のとおり、内外共に総金箔貼りで、扉、壁、軒から縁や床面に至るまで漆塗りの上に金箔を貼って仕上げられているという、非常に豪華絢爛な作り。当時の藤原氏の栄華のほどを表す代表的なものとされています。

その話が海を越え、中国経由でマルコ・ポーロに伝わったと考えられています。

(いつの時代も話に尾びれがつくのはよくあることです)

 

話の真偽のほどは置いておいても、私は「ジパング」という言葉には、極東の手つかずの独自の文化が花咲くエキゾチックな国というイメージがあり、実は好きです。

実際、古来の日本は正にその言葉のとおりだったでしょうし、実は今でもその神髄が深層的には生き残っているような気がしてなりません。

 

「黄金の国ジパング

 

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(写真は金色堂ではなく金閣寺ですが、黄金の国のイメージに近いので掲載)