アラフォー男子の探検日誌

冒険、なぞ解き、探究に憧れながら、キャンプにさえ行かないインドア派。ぐうたらアラフォー男子のほとんど空想的探検日誌

現代人の起源 - (徒然なるままにメモ)

現在、76億人にのぼるといわれる世界人口を誇る人類ですが、かつて絶滅の危機に瀕した時期があるといわれています。

人類の誕生がいつで、また、いつごろ絶滅しかけたのか、正確には分かっていないものの、現在生きているすべての人類が、ある時期にアフリカのある地域で暮らしていた小さな集団の子孫であった可能性が示唆されています。

これらはすべてDNA研究から導き出された説ですが、他の哺乳類に比べて人類の遺伝的多様性が圧倒的に低く、つまり、遺伝子の均一性が非常に高い原因が、人類がある時期に絶滅しかけた原因だと考えれれています。

これは、ボトルネック現象と呼ばれ、細いビンの首から少数のものを取りだす時に、元の割合から見ると、特殊なものが得られる確率が高くなることを示しています。

つまり、人類の人口がおよそ7万5千年ほど前に急激に減少して、総数1万人以下となったことが、現在の遺伝的多様性を失った原因だというのです。7万5千年ほど前には、インドネシアスマトラ島トバ火山の大噴火があったといわれ、これが人類を過酷な環境に追い込んだ原因だという説もあります。

人類の祖先がアフリカで誕生し、その後世界中に伝播していったとするアフリカ単一起源説は、遺伝子研究の裏付けもあり、多くの科学者が一致してこの見解を支持していますが、人類の祖先が過酷な環境下、生き延びた避難所として考えられているのが、アフリカ南端の海岸だったといわれています。それは、噴火によって地球の気温が7度低下したとしても、アフリカ南端の海岸ではそれほど影響が深刻でなかったことと、食料として魚介類が入手できたことが考えられます。

アフリカで生き延びた人類の祖先は、出アフリカを行い様々なルートで、世界各地に散っていきますが、ルートごとに更にボトルネック効果を経た結果、例えばアフリカ以外の地域に住む人々は、アフリカの人々に比べて遺伝的に更に多様でないという現状を作っています。

また、最新の研究によると、アフリカのネグロイドを除く現生人類の核遺伝子には絶滅したネアンデルタール人類特有の遺伝子が1 - 4 %混入しているという研究結果が発表されました。出アフリカ後、6万年くらい前に中東地域で、そこに既に居住していたネアンデルタール人類と接触し、混血しその後にヨーロッパやアジアなど世界中に拡がったというのです。

つまり、現生人類は、約3万年前に絶滅してしまったネアンデルタール人の血を数パーセント受け継いでいることが明らかになりました。

白っぽい皮膚、金髪や赤毛、青い目などいくつかのコーカソイド的な特徴はネアンデルタール人から受け継いだという説もあります。