アラフォー男子の探検日誌

冒険、なぞ解き、探究に憧れながら、キャンプにさえ行かないインドア派。ぐうたらアラフォー男子のほとんど空想的探検日誌

碧玉(ジャスパー)

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青森の碧玉(ジャスパー)

御縁あって青森の碧玉たちと触れ合う機会をいただきました。感謝感謝でございます。

青森の碧玉も、土岐石と同じ碧玉、ジャスパーです。同じ碧玉だけあって、見た目ほとんど同じ。これは土岐石ですと言って、いったい何人の方が「違う」と気づくことができるのでしょうか?一つひとつ見ていきたいと思います。

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青森の碧玉

明るい黄色~黄土色の碧玉。欠けたところがツヤツヤでいかにも碧玉です。

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青森の碧玉

 

今回の碧玉の中で一番私が気に入っているものです。シックな色合いと緻密な感じの石肌に、てっぺんの赤い模様が特徴的です。以前庄内川で探石して見つけた緻密な碧玉とよく似てますし、他の碧玉と少し違った雰囲気でとてもいい感じ♪

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青森の碧玉

この石は黄色から赤、少し黒っぽい硫化分?の三色、いやもっと詳細に見ればもっと他の色合いも交っているかもしれません。土岐石でも青緑を中心に赤、黄と交じり合うと五色碧と呼ばれ最も貴重だとされます。万華鏡のような多色の碧玉はやはり人気があります。

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黄色い碧玉

この黄色い碧玉は、右側の瑪瑙?石英?の流れが激しい滝の流れを彷彿とさせ、さらに左側は雷のような景色を魅せるようで、水石のように模様を愉しむこともできそうな石です。

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錦石

この石は、津軽錦石。黄色と紫色のコントラストが特徴的でありながら、風化した穴が時代を感じさせ、やはりこの石も水石の美というか侘び寂びを感じさせる、よい石だと思います。

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錦石



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錦石

ここまでは手を加えていない原石のままの姿の石でしたが、次は研磨されたもの。

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錦石

私はどちらかと言えば原石派ですが、やはり錦石は磨くと模様が浮き出て、碧玉の複雑な色の混ざり具合がよく分かり、魅力が増すように思います。この石も白っぽいいろとシックな色合いのコントラスト、各々が複雑に混ざり合う色の美しさは格別です。

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錦石

最後も錦石、研磨されたものです。ここまで来ると赤~黄色、風化の跡もあり、磨きと原石とのいいところを両方魅せる石です。黄色も一色ではなく、濃い所と淡い所、赤色と黄色との境目の様子にしても、魅力がありすぎて何といえばいいのか。。。

土岐石も、錦石も同じ碧玉です。甲乙つけがたい、というかそもそも同じ日本から産するものですし、甲乙つけるものでもないのですが、青森ではとにかく産する量が土岐石とは比べ物にならない程多く産すると聞きます。羨ましい限りです。

青は藍より出でて藍より青し

「青は藍より出でて藍より青し」と題名を付けましたが、特にこの言葉について言及したい訳ではなく(すいません)、一昨日探石で見つけたこの碧玉:

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この独特な色は、あまり自然界では見かけない独特な色だと私は思います。

そこで、調べてみると:

   深藍(ふかあい)16進表記: #004150

かな?と思います。

いやそれよりも、

   青碧(せいへき)16進表記: ##478384

でしょうか。

よくよく考えてみると、碧玉の「碧」の字は上記青碧の名の由来となった石、すなわち碧玉の内、独特な青い色をしたものだったと思います。

従って、写真のように独特な色を持つこの碧玉こそ、青碧の由来となった色ではないかと思うのです。独特な色ですので。

庄内川探石16回目

16回目の探石で見つけた碧玉。

2cm四方のとても小さいものなので、まぁ、サンプル的なものでしょうか。

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この石は、土の中に埋まっていて少しだけ頭を出していたものです。

パッと見た瞬間、色が尋常でないのですぐに碧玉だ!

うっそ、こんなとこで見つけた!

と思ったものの、その後よくよく洗ってみると、

凸凹した穴がことごとくキラキラ光り、ん?碧玉??と悩んだものです。

うまく写真に写っていないのですが、実は庄内川には砂岩のような触り心地で、緑色で、キラキラと雲母のようなものが点在する石があります。

写真でいうと一番右の薄緑の石です:

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なので、碧玉っぽいけど違うかも。。。とずっと迷っていた石でしたが、サンポールに一晩つけ、ぶるぶる振ってクリーニングしたところ、どうも雲母のようなキラキラは、凸凹の穴の中に詰まった砂の粒だったようで、クリーニング後、底には砂が溜まっていました。砂を取り除けは、うん、これは碧玉だとようやく確信?したところです。

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碧玉バンザイ(?)

チャートの見分け方

チャートの見分け方。というほどたいそうなものでもないのですが、チャートをじっくり観察して気が付いたところを以下に記したいと思います。

庄内川には、本当に質の良いチャートが多く?土岐石とよく間違えます。

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土岐石かと思ったけど、チャートっぽい

この石も珪酸分がとても多く、碧玉かと思っていましたけど、どうやらチャートっぽい…。

まずこちらがチャート:

 

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チャートふたつ

 

こちらのチャートは割れたものですが、少し残っていた石肌の雰囲気はザラザラです。

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石肌はザラザラ



 

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層状

チャートの最大の特徴がこちら、層状になっていること。チャートは放散虫・海綿動物などの動物の殻や骨片(微化石)が海底に堆積してできた岩石です。その堆積の時間は相当長期間に及ぶようです。従って、放散虫・海綿動物以外の不純物も相当長い期間の間には堆積している可能性が高いことからそうそう均一にはなりません。

また、堆積ですから層状になります。各々の層は放散虫・海綿動物の種類が変化すれば、層間の堆積具合も極小レベルでは差が生じているのかもしれません。

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均一そうに見えるこちらのチャートも白い筋が入っており、こういった筋は加工して何かを作る際には邪魔になることでしょう。

チャートも二酸化ケイ素を主とした非常に硬くよい石だと思うのですが、こういった筋の存在や、材質として均一でない点が、宝飾品には向かないひとつの理由になると思います。

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また、層状が影響しているのか、割れる際は綺麗にピシっと割れるというより、ボロボロと剥がれる感じです。

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最後に、チャートは光を透過するものもあります。碧玉と、瑪瑙や玉髄との違いは光を透過するか否かですが、碧玉であればこのように光を透過することはありません。

逆に瑪瑙や玉髄はもっと光を透過します。

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以上、庄内川で採れるチャートの紹介でした。

碧玉の見分け方

庄内川で探石しているとこれは碧玉か?それともチャートか?と迷う石がとても多くあります。このブログでもチャートの見分け方という記事を書いたりしましたが未だ道半ばです(すいません)。

それでも最近何度か碧玉を見るにつけ、またいくつか気づいた点があるので、懲りずに以下に記したいと思います。

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貝殻状の断面

まず第一に欠けた箇所がハマグリのような貝殻状の断面であることが特徴としてあげられます。

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円形、爪跡のような傷

続いて、傷跡が爪跡のように円弧である点。円弧の丸が繋がりそうなものもあります。

ただし、チャートもこの傾向があるのでこの点だけで見分けるのは危険です。

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大きめでツヤツヤの断面

最後に断面が比較的大きくなっている箇所はツヤツヤで肌触りがとてもよいこともあげられます。こういった箇所の具合というのは独特の雰囲気があり、何と言ったらいいのか、石じゃない雰囲気があります。例えるならプラスチックハンマーの先端のような、ボーリングの玉のような、セラミックのような…ちょうど良い表現が見つからないのですが、非常に緻密な感じがします。

それから、大きさ以上にずっしりと重いのも特徴です。

 

以上、未だ勉強中ですが、碧玉の見分け方についてでした。

庄内川にて探石

第十四回目の庄内川探石。

先週の土曜日に行ったのですが、北風が冷たくとても寒く体がかじかんでしまいました。

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寒々とした庄内川

何とか碧玉をひとつ見つけたものの…

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庄内川で見つけた碧玉

寒い折に無理したのがたたったのか、その日の夕方から発熱…インフルエンザかと思うほど苦しみましたが、今は回復。

不養生はいけませぬなぁ…

 

碧玉?チャート?見極め方に悩む

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昨日、集めた石たち。

どれが碧玉なのか、考察してみました。

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まず明らかなのは樹木由来の碧玉、土岐石。こうして見てみると、爪跡のような傷や貝殻状断口はあまりぱっとしません。大きめに割れたところが、三日月型ではあります。

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裏面の端っこのところが、貝殻状に割れているのは確かによく分かります。

 

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続いてよく分からないのがこちら。黄色くあまり爪跡や貝殻状断口が見えないので、チャートかなぁと。

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続いて明らかにチャートと思っている石。とは言え、小さな爪痕を立てたような跡があります。ん?

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もうひとつの明らかにチャートと思って持ってきた石。

このボソボソというか瓦礫のような割れ方はチャートなんだろうと思います。

 

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ではこれは?淡い赤色に白い線が入っていて、こういったものはチャートなんだろうと思っていましたが、爪跡がたくさんある気が。。。

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最後がこちら、上の赤い石と似たような雰囲気なのですが、いちいち爪痕がとても多くあります。

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別の側面ですが、こちらも爪痕が結構見え隠れ。

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これが全体像。こういった碧玉ってことはないと思うのですが、そこらじゅうに爪痕たくさん。。。

ん~、何が何だか分からなくなってきました。。

どなたかアドバイスをいただけると嬉しいのですが。。。